日経平均テクニカル:切りあがる5日線に沿った動き、上昇トレンドに変化なしか

2018年5月8日 18:15

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記事提供元:フィスコ


*18:15JST 日経平均テクニカル:切りあがる5日線に沿った動き、上昇トレンドに変化なしか
3日ぶり小反発。売り買いが交錯するなか、大引けはプラスを確保し、1日終値をわずかに上回った。本日も上昇中の5日線水準での動きを継続。ザラ場の高値と安値はいずれも2日とほぼ同値に並び、22500円付近で売り買い双方の力関係が均衡しているようである。ただ、25日線や200日線が上昇を続けていることから、切り上がる下値に煽られて少しずつ株価が上昇していく現在のトレンドには変化はないとみられる。一目均衡表においても、基準線が上向きを維持していることから上昇基調が裏付けられよう。日々線は転換線や雲上限で推移しており、大勢としては買い手優位の状況が続きやすいだろう。株価の上方にある遅行線が雲抜けをうかがう位置を保っていることもあり、上放れの条件は整いつつある。ボリンジャーバンドでは前日に株価の下ひげが+1σに接近したが割り込むことはなく、+1σによる下値支持を確認した。本日は定石通りに+2σ側へ引き寄せられ、終値では+1σと+2σのレンジ中央付近まで戻したことから、9日以降は+2σサイドに振れる流れが予想される。《FA》

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