内需・ディフェンシブセクターからの物色に変化/後場の投資戦略

2018年4月19日 12:17

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22296.14;+137.94TOPIX;1758.09;+8.42

[後場の投資戦略]

 日経平均は緩やかながらも順調なリバウンドをみせている。物色についても非鉄セクターへシフトしており、これまでの内需・ディフェンシブセクターからは変化がみられており、先高期待は高まることになろう。また、決算を手掛かりとした物色もみられ、正常な市場になりつつある。ただし、価格帯別では現在の水準で商いが積み上がっており、今後本格化する決算を前に戻り待ちの売り圧力も強そうだ。

 テクニカル面では一目均衡表の雲の中での推移であり、強弱感が対立しやすいところでもある。そのため、積極的な上値追いとはならず、上値の重さが意識されてくるようだと、次第に戻り売りが警戒されてくるところでもある。とはいえ、押し目買い意欲は強そうであり、出遅れているセクターや銘柄への見直し買いの動きも広がりがみられよう。(村瀬智一)《AK》

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