【中国の視点】人口政策は失敗か、「一人っ子政策」撤廃も出生率改善できず

2018年4月6日 11:13

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記事提供元:フィスコ


*11:13JST 【中国の視点】人口政策は失敗か、「一人っ子政策」撤廃も出生率改善できず
中国政府はこれまで実施してきた人口政策は失敗だとの見方が広がっている。「一人っ子政策」が撤廃されたにもかかわらず、女性1人が生涯に産む子供数(合計特殊出生率)は上昇していないことが背景にある。また、若年層カップルの間では出産意欲の低下が改善されていないことも報告されている。

中国国内で若年層約12万人を対象に実施した最新調査では、子ども1人、2人、3人、4人をもうける意欲について、それぞれ33.0%、39.9%、17.3%、9.7%という結果が示された。専門家の試算によると、この統計データでの平均出産意欲は2.04となり、合計特殊出生率に換算すると1.7になるという。これは人口を維持するのに必要な合計特殊出生率1.8-2.1を下回っていると指摘された。

専門家は、中国における少子高齢化の進行が予想以上に進んでいると警告。当局が一人っ子政策を撤廃したものの、子どもを産ませる環境作りに注力していないと批判した。住宅問題や育児休暇制度、戸籍制度、医療制度などを改善させなければ、出生率の向上が困難だとの見方を示した。《AN》

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