日本、ウクライナに1-2で敗れる サッカー国際親善試合

2018年3月28日 22:18

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 27日、ベルギー・リエージュでサッカーの日本代表がウクライナ代表と親善試合を行い、1-2で敗れた。ウクライナはW杯を控えての仮想ポーランドとした国で、23日のマリ戦から先発メンバー8名を変更し、ほぼベストメンバーで臨んだ。世界ランク55位の日本は同35位と格上のウクライナに対し、先制されるも前半のうちに同点に追いつく粘りも見せたが、実力の差が表れる結果となった。

 前半21分、ウクライナは中盤でラキツキーがフリーでパスを受けると、そのまま強烈なシュートを放つ。これが植田直道の頭に当たってコースが変わり、GK川島永嗣は反応できず先制を許す。この後も日本は中盤でパスミスからピンチを招く場面が続く。しかし前半41分、原口元気が倒され得たFKを柴崎学が蹴ると、これを槙野智章がヘッドで合わせGKの手を弾きながらも同点に追いつく。

 後半11分、杉本健勇が小林悠と交代、後半20分、本田圭佑が久保裕也と交代する。後半24分、ウクライナはコノプリャンカがドリブルでPA内に攻め上がりクロスを出す。これは流れてしまうが、そこに走り込んだカラバエフが強烈なシュートを決め2-1と勝ち越す。

 後半34分過ぎに中島翔哉と三竿健斗が投入されてから攻撃が活気づく。後半41分、日本は長友佑都のクロスを小林が落としこれを中島がシュート、いったんDFに弾かれるも再び中島がシュート、これはGKにセーブされる。後半42分には宇佐美貴史も投入される。試合終了前には中島がPA手前で倒され得たFKを中島が直接シュートするも再びGKにセーブされ同点には追いつけなかった。

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