大坂なおみ、世界1位ハレプに勝利　決勝進出　テニスBNPパリバ・オープン

　16日（現地時間）、アメリカ・インディアンウェルズでテニスBNPパリバ・オープン準決勝が行われ大坂なおみがシモナ・ハレプ（ルーマニア）と対戦した。世界ランキング44位の大坂は、同1位のハレプに6-3、6-0のストレートで圧勝する大金星を挙げ、初の決勝に進出した。今大会、ジャイアントキリングを続け注目されている大坂は、ツアー初優勝をかけ同19位のダリア・カサトキナ（ロシア）と対戦する。

　第1セット第1ゲームで大坂はデュースの末にサービスをキープする。すると第2ゲームで、大坂は30-30からハレプのミスショットとダブルフォルトで先にブレークする。しかし続く第3ゲームは、逆にハレプが大坂のミスを突いてブレークバックに成功する。第8ゲームは、大坂が2度のデュースを制し再びブレークすると、第9ゲームをサービスエースでキープし、6-3で第1セットを奪う。

　第2セットも第1ゲームからハレプのサービスが決まらず、最後はダブルフォルトで大坂が先にブレークする。第3ゲームは大坂のリターンショットは決まるもハレプのショットはネットを越えず、連続してブレークに成功する。第5ゲームも大坂は粘り強く正確なストロークでハレプのミスを誘いブレークすると、このまま6-0で一気に勝負を決めた。