高知県、シラスウナギの採捕期間延長へ 不漁受けて

2018年3月1日 20:21

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記事提供元:スラド

 高知県がシラスウナギの不漁を受けて、当初3月5日までを予定していたシラスウナギの採捕期間を3月20日にまで延長することを発表した(日経新聞)。「今シーズンは非常事態で、県内のウナギ養殖業者の経営なども考慮して延長を決めた」という。

 あるAnonymous Coward曰く、

 オリンピックに合わせた2020年までの根絶に向け、ニホンウナギの根こそぎ稚魚漁が各所で進められているが、高知県はその一環として漁業者に認められる採捕許可の延長申請を特別に受け付けると発表した。同県内のシラスウナギ(ウナギ稚魚)の漁獲量は昨年の260kgに対し今年は現在まで9.5kgといよいよ悲願達成が目前に迫っており、それを記念した特別の措置として実施するようだ。

 ニホンウナギはうろこのない細長い魚の一種で、日本では蒲焼きなどで親しまれ、落語などでもしばしば描かれる。夏場には身が痩せ味が落ちるとされるが、江戸時代に平賀源内が打ち出した夏バテ防止にうなぎが効果的というプロモーションが広く定着したことで、現代では季節を問わず天然稚魚を使った肥育うなぎがコンビニやスーパーなどで叩き売られる姿がよく見られる。近年では稚魚の無制限漁獲と密輸、また日本の魚を賢く食い尽くす民族という宣伝を活かした国際社会での立ち回りも功を奏して急速に数を減らしており、実質的な根絶は近いと見られている。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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