「ゾイド」に12年ぶりの新作『ゾイドワイルド』 TVアニメ化も決定

2018年2月28日 17:01

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ゾイドワイルド「ZW01 ワイルドライガー」(画像: タカラトミーの発表資料より)

ゾイドワイルド「ZW01 ワイルドライガー」(画像: タカラトミーの発表資料より)[写真拡大]

 タカラトミーは27日、自社の玩具シリーズとして35年の歴史を持つ「ゾイド」シリーズの最新作『ゾイドワイルド』を発表した。

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 12年ぶりの完全新作となった本作はシリーズ第3世代目となり、6月より全国の玩具専門店での発売と同時に、TVアニメ化やコミカライズと共にゲーム化も決まっているようだ。

■玩具シリーズ「ゾイド」が『ゾイドワイルド』となって12年ぶりの新作

 2月27日、タカラトミーは記者発表会にて、人気玩具「ゾイド」シリーズの最新作として、『ゾイドワイルド』を6月に発売することを明らかにした。「ゾイド」は1983年から同社が展開する男児向け玩具シリーズで、本作はシリーズを通して第3世代目となる。

 「ゾイド」は動物をモチーフに、架空の兵器(メカ生体ゾイド)を組み立てる玩具だ。1983年から1991年の間に第1期(第1世代目)が、1999年から2006年にかけて第2期(第2世代目)が発売された。

 今回も「生物×機械」のオリジナルデザインや「組み立て駆動」といったシリーズの根底に流れる面白さは変えず、より“生物的”でユーザーである男児が“カッコイイ”と思えるデザインになっているという。すでに第1弾として発売予定の8種類から、ライオン種のゾイド「ZW01 ワイルドライガー」とカブトムシ種のゾイド「ZW02 ギルラプター」(それぞれ税抜き3000円)が披露されている。
 

■最新シリーズ発表と共にTVアニメやゲーム化も

 この「ゾイド」シリーズは玩具の発売と共に、TVアニメやコミカライズなど様々なメディア展開をおこなってきた。TVアニメは1999年に3DCGで話題となった『ゾイド-ZOIDS-』から始まり、2001年『ゾイドスラッシュゼロ』、2004年『ゾイドフューザーズ』、2005年『ゾイドジェネシス』などを制作。また『コロコロ』などを発行している小学館を中心に、多くのコミカライズ作品やゲームを生み出してきた。

 今回の『ゾイドワイルド』もこのような多くのメディア展開がなされるようだ。まずはMBS系列にてTVアニメが今夏より放映開始が決定している。監督は『劇場版ポケットモンスター』シリーズで知られる須藤典彦、シリーズ構成は『デジモナドベンチャー tri』などの広田光毅、アニメ制作をOLMが担当。公式サイトでは、ゾイドに跨る新キャラの少年も見ることが出来る。

 また6月の玩具発売に先がけて、4月からは「月刊コロコロコミック」でマンガ版がスタート。さらにスマホアプリでのゲーム展開なども予定されているそうだ。(記事:高塔・記事一覧を見る

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