東京為替:ドル・円は106円01銭まで下落、日米株高=円安の構図は崩れる

2018年2月16日 12:00

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記事提供元:フィスコ


*12:00JST 東京為替:ドル・円は106円01銭まで下落、日米株高=円安の構図は崩れる
16日午前の東京市場でドル・円は106円05銭近辺で推移し、再び上げ渋る展開。日経平均株価は234.73円高で午前中の取引を終えたが、株高を意識した円売りは限定的。日米株高=円安の構図は崩れており、ドルの上値は一段と重くなっている。1ドル=105円レベルが目先における下値目途になるとの声が聞かれているが、一部の市場関係者はこの状態を放置すると3月にかけて1ドル=100円-102円近辺までドル安・円高が進行すると見ている。ここまでのドル・円は106円01銭から106円35銭で推移。
・ユーロ・円は、132円59銭から133円04銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.2497ドルから1.2545ドルで推移

■今後のポイント
・105円台後半で個人勢などのドル買い興味残る
・1ドル=108円-112円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値61.56ドル 安値61.32ドル 直近値61.55ドル

【経済指標】
・特になし

【要人発言】
・政府
「黒田日銀総裁を再指名」
「日銀副総裁に雨宮理事が昇格、早稲田大学の若田部教授を指名」《MK》

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