坂本が優勝、2位三原、3位宮原 フィギュアスケート四大陸選手権

2018年1月27日 07:03

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 26日、台湾の台北で行われたフィギュアスケート四大陸選手権の女子フリー演技の結果、日本勢が上位3位を独占した。坂本花織が初優勝、昨年覇者の三原舞依が2位、宮原知子が3位と、平昌冬季オリンピックの前哨戦を好成績で締めくくった。坂本は昨年12月の全日本選手権で宮原に続く2位であったが、今大会では宮原を逆転しての優勝でありオリンピック本大会が期待される。24日に行われたショートプログラムで既に日本勢は上位を独占し4位との差も大きく広げ、この日のフリーでも安定した演技を披露した。

 坂本花織は、SPで71.34点の2位からフリーで142.87点、トータル214.21点とSPに続き自己ベストを更新し逆転優勝した。三原舞依は、SPで69.84点の3位からフリーで140.73点、トータル210.57点で2位、宮原知子は、SPで71.74点の首位からフリーで135.28点、トータル207.02点で3位に後退した。ミスのなかった坂本、三原であったが、宮原は回転不足や3回転サルコウで転倒したのが響いた。

 この大会での日本勢の優勝は3年連続であり、表彰台独占は2013年の優勝浅田真央、2位鈴木明子、3位村上佳菜子以来、3度目となった。

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