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NY株式:ダウ152ドル高、ダウが初めて25000ドルを突破
記事提供元:フィスコ
*07:00JST NY株式:ダウ152ドル高、ダウが初めて25000ドルを突破
4日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は152.45ドル高の25075.13、ナスダックは12.38ポイント高の7077.91で取引を終了した。アジア・欧州株が概ね全面高となるなど世界的に投資家のリスク選好姿勢が強まり、買いが先行。来週から始まる10-12月期決算を前に企業業績への期待も広がった。12月ADP雇用統計が予想を上振れたほか、原油相場やその他資源価格の上昇も好感され、終日堅調推移となった。セクター別では、自動車・自動車部品や商業・専門サービスが上昇する一方で不動産や公益事業が下落した。
世界的な景気拡大への期待から、シティ・グループ(C)、ゴールドマンサックス(GS)、モルガン・スタンレー(MS)などの金融関連株が上昇。カード決済ネットワークのマスターカード(MA)はみずほ証券による投資判断引き上げを受け堅調推移。薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は18年度の業績見通しが好感され買われた。一方で、電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、10-12月期の出荷台数が市場予想を下振れ、下落。写真共有アプリを手掛けるスナップ(SNAP)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受けて軟調推移となった。
明日の雇用統計では、非農業雇用者数が19万人増、失業率は4.1%増が予想されている。平均時給の動向が利上げ見通しに影響を与えそうだ。
Horiko Capital Management LLC《TM》
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