学情は14%高となり2006年以来の高値、今10月期の見通しなど好感

2017年12月11日 10:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■人員採用数を充足しきれない企業からの追加募集ニーズなど好調

 学情<2301>(東1)は11日、大きく上値を追い、10時にかけて14%高の1736円(213円高)まで急伸。2006年以来の1700円台に進んで東証1部の値上がり率2位に躍進している。前週末取引日の8日15時に2017年10月期の決算を発表し、今期・18年10月期の見通しを営業利益21%増加の見込みなどとし、注目が再燃した。

 17年10月期は、就職情報事業で6月以降、採用数を充足しきれない企業からの追加の募集ニーズが増加し、20代の若手人材専門就職サイト「Re就活」は大規模なサイトリニューアルなどにより順調に企業の引き合いが増加。売上高が前期比10.1%増加し、純利益は同17.1%増加した。今期・18年10月期の見通しも売上高を10.3%増加、純利益は同1.6%増加、予想1株利益は83円35銭を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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