シャープ、無線LANを内蔵したプラズマクラスターエアコン発売

2017年12月1日 07:53

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プラズマクラスターエアコン「AY-H40X2(ホワイト系)」(画像: シャープの発表資料より)

プラズマクラスターエアコン「AY-H40X2(ホワイト系)」(画像: シャープの発表資料より)[写真拡大]

 シャープは11月29日、無線LAN搭載のプラズマクラスターエアコン「Xシリーズ」9種を2018年1月25日に発売すると発表した。除菌効果や自動清潔機能に加え、消臭と除電効果を高めている。AIoTクラウドサービス「COCORO AIR」対応により、エアコンに関する情報も知らせてくれる。価格はすべてオープン。

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■新技術「プラズマクラスターNEXT」による空気浄化

 空気浄化性能は、従来の「プラズマクラスター7000」から大幅に進化し、除菌効果が加わった「プラズマクラスターNEXT」を搭載している。消臭・除電スピードはそれぞれ約2.6倍と約9倍に。タバコの臭いや静電気をより素早く抑えてくれるほか、ニオイの原因菌も除菌してくれる。

 シャープは同時に、「プラズマクラスターNEXT」の実証結果についても発表している。電通サイエンスジャム開発の「感性アナライザ」を利用した臨床試験を実施。部屋に入ってから5分後にストレスが緩和されたほか、10分後に集中度が上昇した。迅速な空気浄化によって、大自然にいるような安らぎを実感できることが証明されたという。

■「プラズマクラスターパトロール」で自動で清潔

 「プラズマクラスターパトロール」によって、部屋やエアコン内部のカビ・ニオイを自動で抑制する。エアコン停止中、人の不在を検知したあとに高濃度のプラズマクラスターイオンを放出する。この機能は、リモコンから簡単に設定できる。

■「COCORO AIR」で音声アドバイス

 無線LANを内蔵したことで、独自のAIoTクラウドサービス「COCORO AIR」に対応。使用状況を基に、省エネや天気情報を音声でアドバイスしてくれる。スマートフォンに専用アプリを落とすことで、外出先から部屋の状況確認や操作を行える。ウォーターオーブン「ヘルシオ」など、「COCORO+」対応製品の管理も可能だ。

 また、無線LAN機能は今回の「Xシリーズ」すべてに搭載。機種間では畳数の目安が異なるだけなので、大きな差異はない。(記事:さくらい・記事一覧を見る

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