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ロシアで観測された謎の発光球体、正体は大陸間弾道ミサイル
あるAnonymous Coward曰く、 10月26日、北極圏にあるロシアの都市サレハルドで夜空に発光球体が目撃された。折しもオーロラのシーズンだったため夜空を見上げていた人が多く、SNSや地元メディアには様々な場所から撮影された写真が投稿・掲載されており、YouTubeには動画もアップされている(Siberian Times)。
この発行球体の正体は当初不明だったが、その後ロシアのミサイルだったことが判明したという(ナショナルジオグラフィック、National Geographic)。
ロシア戦略ロケット軍が同時刻、モスクワの北にあるプレセツク宇宙基地からカムチャッカ半島のクラにあるミサイル実験場に向けて大陸間弾道ミサイル「トーポリM」を発射したことを認めており、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの天体物理学者、ジョナサン・マクダウェル氏によると、同時に発射された4発のうちの1発が爆発してこういった球状の光が現れたようだ。極めて高空を飛来中の出来事であるため、空気に邪魔されずに綺麗な球状に飛散し、かつ、地上は夜でも地球に遮られずに直射日光を散乱して輝いてみえた、と説明されている。
サレハルドより南方800kmらしいので、むしろ極夜に近いサレハルドだけが夜だったから見えたのかも。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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