10人の川崎Fが終盤の5分間で3点、仙台に3-2の大逆転勝ち 首位鹿島を追走

2017年10月14日 21:55

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 14日、サッカーのJ1リーグ第29節で2位の川崎フロンターレがベガルタ仙台とホームで対戦、3-2で逆転勝利しリーグ優勝に望みを繋いだ。

 川崎は前半に退場者を出し数的優位に立った仙台が2点を先行するが、後半37分から5分間で3点を連取し逆転勝利した。この日、首位の鹿島も広島に2-0で勝利したため勝ち点差は5のまま追いかけている。

 前半23分、川崎は家長昭博がシュミレーションでイエローカードをもらうと前半42分、ラフプレーで2枚目のイエローカードで退場となる。

 前半ロスタイムに仙台は中野嘉大が左サイドに抜け出しフリーで入れたクロスを野津田岳人が押し込んで先制する。後半15分、さらに仙台は蜂須賀孝治の右サイドからのクロスを石原直樹がヘッドで合わせて追加点を挙げる。

 後半37分、川崎はじっくりパスで繋いだボールをエウシーニョが強烈なミドルシュートをゴールに突き刺し1点を返す。さらに後半39分、川崎は車屋紳太郎の左サイドからのクロスを小林悠がカットインしてシュートするとゴール隅に決まり同点に追い付く。

 一気に逆転ムードになった川崎は後半42分、長谷川竜也がパスカットをしてドリブルで持ち込む。

 このボールを小林が受け取るとPA手前からコースを狙ったシュートが再び決まり3-2と逆転しそのまま終了した。

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