11時05分現在の日経平均株価は20317.74円で推移、半導体関連やメガバンクの上昇が目立つ

2017年9月28日 11:17

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記事提供元:フィスコ


*11:17JST 11時05分現在の日経平均株価は20317.74円で推移、半導体関連やメガバンクの上昇が目立つ
11時05分現在の日経平均株価は20317.74円(前日比50.35円高)で推移している。前日の米国市場では、イエレンFRB議長による緩やかな利上げ支持表明を好感したほか、税制改革案が概ねの予想通り法人税減税と税制の簡素化を柱とする内容となったことから堅調推移となった。為替相場が前日比円安方向に振れたことや米株高の流れを引き継ぐ格好から、本日の日経平均は買い先行でスタートした。米ハイテク株や長期金利上昇により、東京市場でも半導体関連やメガバンクの上昇が目立つ。そのほか、決算や業績観測を受けた個別物色やEV(電気自動車)関連などへのテーマ物色が向かっている。

値上がり率上位では、米系証券による新規買い推奨を受けた東海カーボン<5301>が年初来高値を更新しているほか、リチウムイオン電池関連として安永<7271>やオハラ<5218>が2ケタを超える上昇率となった。一方で値下がり率上位には、ニトリHD<9843>やフェイス<4295>、石川製作所<6208>が並んだ。ニトリHDは、決算数値にインパクトは乏しいものの、計画以上の販売管理費増加に対して市場の警戒感が増す格好となっている。売買代金上位では、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、日本郵政<6178>、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、リクルート<6098>、昭和電工<4004>、ファナック<6954>、第一生命HD<8750>が上昇。一方で、日産自<7201>、スズキ<7269>、ホンダ<7267>は下落している。《SK》

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