日本タングステンが再び急伸、住宅に核シェルターの構想を受け材料株妙味を強める

2017年9月26日 11:17

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■10月1日付で10株を1株に併合し売買単位も1単元(100株)に

 日本タングステン<6998>(東2)は26日、再び急伸する相場になり、11時にかけては19%高の375円(60円高)前後で推移。2日ぶりに高値を更新している。放射線遮蔽(しゃへい)シートを開発製造し、22日に「自民党は10月に行われる見通しの衆議院選挙の公約に、住宅へのシェルター設置を進めることなどを盛り込む見通し」(9月22日付FNNニュースより)などと伝えられてから急伸。なか一日休養して再び急伸した。

 材料株のイメージが強く、動き出せば値幅が大きいとされ、短期資金の流入が目立つようだ。PERは20倍に迫るため割安感はないが、材料株妙味を強めてきたため意外な相場を期待する様子もある。

 10月1日を効力発生日として普通株式10株につき1株の割合で株式併合を実施し、売買単位も現在の千株から1単元(100株)とする予定。併合後の今期予想1株利益は187円11銭。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】ホットランドは1Q好決算を手掛かりに通期12月期業績の上ぶれ期待を高めて続伸(2017/06/02)
【株式評論家の視点】LITALICOは18年3月期は新規開設30拠点を計画、今期2ケタ増収増益の続伸見込む(2017/06/12)
【編集長の視点】三栄建築設計は連続の最高業績・増配を再評価し超割安株買いが拡大して続伸(2017/06/05)
【小倉正男の経済コラム】ふるさと納税規制にみる中央集権再強化(2017/06/12)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事