『銀魂』ポロリ篇、10月1日より放送開始　EDは「あゆみくりかまき」が担当

　少年ジャンプで好評連載中の『銀魂』が、今度は「ポロリ篇」と銘打ち10月1日（日）より再びテレビ放映される。2017年3月に第4期の放送が終了した後は、シリーズ作品から“よりぬき”での再放送が行われていた『銀魂』だが、今回はアニメ化されていない原作の一部を新作アニメとして放映予定だ。

【こちらも】映画『銀魂』、中国で日本実写映画のオープニング記録を更新

■アブナイ発言と破天荒キャラが織り成すSF時代劇

　『銀魂（ぎんたま）』は空知英秋が描く少年漫画。作者である空知によれば、この作のジャンルは「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」。その区分通りに本作はコメディーであり人情劇でありバトルアクションなど、さまざまな要素がない交ぜとなっている。

　物語の主人公である坂田銀時（銀ちゃん）は、普段はちゃらんぽらんであるものの、時代が変っても“侍”の魂を忘れることのない人物。彼が営む万事屋の仲間・新八や神楽、そして真選組らとともに江戸の町を舞台に大暴れする物語。

　作中では実在の人物やパロディなどが多数登場するため、関係機関から叱られるのではと度々ファンを心配させたが、今ではそれ自体が本作の“お約束”にもなっているようだ。またかなり過激な下ネタも多めだが、作品を支えるファン層の多くが女性で占めているのも特徴だ。

■大ヒットを達成した実写映画『銀魂』

　今年7月14日には小栗旬を主演とし、菅田将暉、橋本環奈らを起用した実写映画『銀魂』が公開された。監督・脚本は『勇者ヨシヒコ』シリーズの福田唯一が担当。当初はファンも含めた一部から不安視されていたが、公開と同時に多くの観客が劇場へと足を運び、結果として興行収入は1カ月で31億円を突破する大成功を収めている。

■エンディングを担当するのは「あゆみくりかまき」

　今回のTVアニメでエンディング曲を担当するのは、女性3人によるアイドルユニット「あゆみくりかまき」だ。楽曲は10月1日のアニメ放送にあわせ配信予定もされている。

　TVアニメ『銀魂（第4期タイトルは「銀魂。」）』ーポロリ篇ーは、10月1日（日）よりTV東京系列などにて深夜1時35分より放映スタート。初回は深夜2時05分からの放送となるので注意が必要だ。テレビ大阪では1日遅れて、10月2日（月）深夜1時05分からの放送予定。

　再びTVへと帰って来る、銀時らの活躍を期待したい。（記事：高塔・記事一覧を見る）