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目先的には米インフレ動向を見極める展開
記事提供元:フィスコ
*14:34JST 目先的には米インフレ動向を見極める展開
米株式市場が堅調に推移したことや米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買い基調が継続。また、ライアン米下院議長が13日、トランプ政権と共和党執行部が協議している税制改革の概要を25日の週にも提示できるとの見解を示したことを受けて、税制改革への期待感からドル買いが加速している。
8月の米卸売物価指数(PPI)は季節調整後で前月比0.2%上昇、エネルギーと食品を除いたコア指数は0.1%の上昇となった。いずれも市場予想を下回る結果となったものの、プラスに転じたこともドル相場の支援材料となったもよう。
ただ、米国東部時間の14日に発表される消費者物価指数(CPI)の内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードも広がっており、ドルを積極的に買う動きが大きく広がる可能性は低いとみられる。《MK》
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