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iFixit、Essential Phoneは修理しようとすれば壊す可能性高い
headless曰く、 「Androidの父」とも言われるアンディ・ルービン氏によるスマートフォン「Essential Phone」を分解記事で知られるiFixitが入手、早速分解リポートを公開している。今回は分解に少し苦労したようだ(Essential Phone Teardown、iFixit、The Verge)。
Essential Phoneはいつもの加熱により接着剤を柔らかくする方法で筐体を開くことができなかったようで、摂氏マイナス51度まで冷却できるというSuper Coldスプレーで冷却してこじ開けている。初めに取り外したバックパネル側はフレームの裏面で内部へのアクセスはできず、再度冷却してディスプレイパネルの取り外しに挑戦。しかし、取り外すことはできたものの、ディスプレイパネルは割れてしまったようだ。ディスプレイパネルの下にはフレームのシールドがあり、これを取り外してようやく内部へのアクセスが可能になっている。
Essential Phoneの修理しやすさスコアは10点満点中1点。Surface ProやTouch Bar搭載MacBook Proなどと同スコアで、スマートフォンとしては最低評価だ。ちなみに、Surface LaptopやAppleのSmart Keyboardは10点満点中0点だ。
プラス評価されているのはネジが通常のものである点のみで、バッテリーは引っ張るとはがれるテープが使われているものの、内部へのアクセスが困難なため中間の評価。マイナス評価されているのは、USB-Cポートがマザーボードにハンダ付けされている点、つなぎ目がほとんど見えず、大量の接着剤が使われていることで修理しようとすれば壊してしまう可能性が高い点、氷点下に冷却しなければ筐体を開けない点が挙げられている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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