繰り上がり出場のO・サタヤが逆転優勝、ゴルフ5レディス

　3日、千葉ゴルフ5カントリーオークビレッヂで行われていた女子ゴルフツアー「ゴルフ5レディス」は最終日を迎えた。首位と1打差の4アンダーでスタートしたO・サタヤ（タイ）がこの日、8バーディノーボギーで通算12アンダーとし逆転優勝した。

　サタヤは今大会の出場権も無く欠場者が出たための繰り上がり出場だったが、繰り上がり出場者の優勝は、1988年にツアー制へ移行してから初の快挙である。自身も今季初の優勝でツアー3年7カ月ぶり通算3勝目となった。

　この日のサタヤは3番6番7番9番と前半だけで4バーディで逆転し首位を固め、後半も4バーディと絶好調を維持してフィニッシュした。首位でスタートした下川めぐみは2アンダーで通算7アンダーとしたが、首位と5打差の2位に終わった。

　賞金女王のキム・ハヌル（韓国）は1オーバーからスタートしたが、この日は5アンダーの猛チャージをかけて通算4アンダーの3位タイに入った。5位以内に入ったのは今季9回目でトータルでの安定感を見せている。

　サタヤと並んで4アンダーでスタートした笠りつ子がこの日はパーでフィニッシュし3位タイに入った。上田桃子は11位でスタートしたが14番までに5バーディと一時3位まで順位を上げ、結局この日は3アンダーで通算3アンダーの5位タイに入った。5位タイには4アンダーでスタートしたが9番でのトリプルボギーが響いた表純子なども入った。