欅坂46 今泉佑唯の復活に水を差す残念なファンの行為

2017年8月31日 16:52

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 8月29日、30日と幕張メッセで行われた欅坂46のライブツアー。29日には、体調不良で休業していた今泉佑唯がアンコールでライブに登場し、盛り上がりも最高潮に達した。

【4月の活動休止から復帰】欅坂46今泉佑唯、体調不良で活動休止

 歌姫の一角である今泉の休業、絶対的センター平手友梨奈の体調不良。そして全体的にハードな過密スケジュールで、どうなるかと思われた、欅坂の夏のライブツアーだが、チームワークの良さと、気合いと、様々な運営、スタッフの配慮もあって、大成功に終わったと言っていいだろう。

 ひらがなけやきとして加入した2期生も目一杯のパフォーマンスを見せ、ファンからはもちろん、ライブに来ていた他のアーティストにも好意的に評価されていたのは心強い限りである。

 しかしながら、そんな上昇気流に水を差すような行為もまた、強く印象付けてしまったのは、なんともいえず残念だ。

 29日のライブでは、施設のガラスドアが破壊されるという事件。犯人は逃走中ながら、壮年の男性ということで、捜査が続いているようだ。それ以外にも、相変わらずゴミのポイ捨て、写真のトレードにおける犯罪まがいの行為、そしてライブでの奇声……。

 30日のラスト公演では、演出的に血まみれになった平手の姿でエンド……という展開だったが、演出というより、公演後のメンバーの挨拶をきちんと伝えることが難しいからなのではないかと邪推したくもなってしまう。

 これを、熱狂的なファンの暴走だととらえるのは簡単だし、ファンの民度の問題に帰結させてしまうのも簡単なのだが、48G、坂道、その他のメジャーアイドルの中でも、「欅坂はファンのマナーが悪い」という定評が付いて回るのには、他の原因もあるようだ。

 というのも、握手会などを観察するとわかるが、欅坂のファンの平均年齢は、20~30代だが、いわゆる太ヲタ(CDの大量購入など)は高年齢者が多い。握手会ではまとめ出しをする太ヲタを纏めることが多いのだが、そこの平均年齢は40代を越えると思われる。

 当然、学生がCDの大量購入に踏み切るには金銭的に余裕はないわけだが、急激に人気が出てきた欅坂の場合、数枚の握手券を握り締めてくる若いファンと、太ヲタの二極分化がどのアイドルグループよりも明らかになってきており、中間層が育ちにくい環境に見えるのだ。

 握手券を使い果たした若いファンは、いつまでも握手列の周囲でうろついているし、年配の太ヲタは若いファンを見下すし、メンバーの結束の強さに対して、ファン同士の関係は、フラストレーションがたまってギスギスしている。(注 あくまで記者の主観)

 さらに、経済的に余裕のないものの中には、握手、ライブ、写真、グッズの転売や詐欺まがいのことでチケットを購入する資金に充てるものもいて、運営にマークされているという。

 ファンを自称していても、ようするに割りのいい投資対象としてアイドルに目をつける人間というのは必ずいるもので、人気沸騰中の欅坂は今最も投資に適したコンテンツということになるのだろう。その影響を受けるのは、純粋にアイドルを楽しみたい一般のファンであり、必死にパフォーマンスを磨くメンバーたちである。

 正常なエンターテイメントを楽しもうという環境は、どうしたら整うのか、今後のアイドルビジネスにとっては大きな課題になってくるだろう。(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る

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