今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆130円台で推移

2017年8月28日 08:46

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記事提供元:フィスコ


*08:46JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆130円台で推移
ユーロ・ドルは、1.0458ドル(2015/3/16)まで下げた後、一時1.1714ドル(2015/8/24)まで反発したが、1.0524ドル(2015/12/03)まで反落。1.1616ドル(2016/05/03)まで戻した後に1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、欧州中央銀行が金融緩和策縮小を検討するとの思惑で1.1957ドル(2017/08/28)まで上昇した。ユーロ・円は、英国民投票でEUからの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後124円10銭(2016/12/15)から114円85銭(2017/04/17)の範囲内で推移したが、欧州中央銀行の金融緩和策縮小観測などを意識して、一時131円40銭(2017/08/2)まで買われている。

本日28日のユーロ・円は、130円台で推移か。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は25日の講演でユーロ高をけん制しなかったことから、目先的に投機的なユーロ売りは抑制される見込み。ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロは130円台を維持する可能性がある。

【ユーロ売り要因】
・9月に米バランスシート縮小開始との見方
・米税制改革年内実現への期待
・ECBは過度のユーロ高を懸念しているとの見方

【ユーロ買い要因】
・量的緩和策の段階的縮小の思惑
・ユーロ圏の失業率低下
・米年内追加利上げ観測の後退《HT》

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