極洋が活況高、「完全養殖クロマグロ11月出荷」に期待高まる

2017年8月16日 10:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■2段上げ相場になり値動きに弾みがついてきたとの見方

 極洋<1301>(東1)は16日、一段高となり、10時を過ぎては3350円(100円高)前後で推移。出来高も増加している。16日付で「完全養殖クロマグロ11月出荷開始」と発表。期待が広がった。朝方の120円高を上値に上げ一服だが、このところの値動きを見ると、8月4、5日の計155円高に続く2段上げ相場になり、値動きに弾みがついてきたとの見方が出ている。

 発表によると、極洋とフィード・ワン株式会社の合弁会社、極洋フィードワンマリンは、成魚となった完全養殖クロマグロを「本鮪の極つなぐ<TUNAGU>」と名付け、2017年11月より出荷を開始する。極洋が2009年から販売している養殖マグロのブランド「本鮪の極」を完全養殖クロマグロに「つなぐ」との意味を込めているという。

 養殖に最適な四国西南部・宇和海エリアで養殖し、四季を通じて黒潮の分流が入る恵みの海の年間水温は15度から28度。夏は天然ヨコワ(クロマグロの幼魚)が泳ぎ、冬はマグロの身を良質に仕上げてくれるクロマグロ養殖に最適なエリアです。孵化から出荷までのすべてをこの恵まれたエリアで完結し一貫生産することで、移動ロスを減らし生産性も高めているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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