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底堅さが意識されるかを見極め/日経225・本日の想定レンジ
記事提供元:フィスコ
*08:25JST 底堅さが意識されるかを見極め
[本日の想定レンジ]
15日のNY市場はまちまち。北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が和らいだことから買いが先行。その後は小売企業の決算が嫌気され、上値の重い展開となった。ダウ平均は5.28ドル高の21998.99、ナスダックは7.22ポイント安の6333.01。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の19720円。
NY市場がまちまちだったほか、シカゴ先物も大阪比で小安いなか、前日の大幅上昇に対する反動も出やすいところであろう。また、米小売企業の弱い動きが、ファーストリテ<9983>へ波及するようだと、日経平均の重しになりやすい。
昨日はマドを空けての上昇となり、ボリンジャーバンドでは-4σまでの下落といった売られ過ぎ状態から、-1σと-2σの水準まで切り返しており、一気に売られ過ぎ感が後退している。一目均衡表では雲の中での推移だが、雲下限を支持線に雲下限の上昇に沿ったリバンドをみせている。強弱感が対立しやすいところであるが、雲上限が20000円処で横ばい推移する一方で、雲下限の切り上がりによって薄くなるため、次第に煮詰まり感が台頭する可能性がある。マドを空けての上昇で下にアイランドリバーサル形状を残す格好となっている。19600円処での底堅さが意識されるようだと、もち合いレンジの下限レベルである19900-20000円辺りを試す可能性はありそうだ。下値の堅さは意識されやすいだろう。19650-19900円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 19900円−下限 19650円《TM》
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