鹿島は逆転勝ち、C大阪は逆転負けで鹿島が首位に浮上

2017年8月10日 07:12

印刷

 9日に行われたサッカーのJ1リーグ第21節で、リーグ2位の鹿島アントラーズはアウェイでヴィッセル神戸と対戦、2-1で逆転勝ちした。首位のセレッソ大阪はアウェイで清水エスパルスと対戦、2-3で逆転負け。この結果、鹿島アントラーズが首位に躍り出た。

 後半4分、神戸はポドルスキが持ち込んでのシュートがGKに弾かれCKになると、これを渡部博文がヘッドで合わせて1点を先制する。後半24分、左サイドを突破した鈴木優磨からのクロスを中村充孝が受け金崎夢生に預けると金崎のダイレクトシュートがゴール隅に吸い込まれる。後半41分、レアンドロのスルーパスに金崎が抜け出しGKをかわし自身2点目を決め2-1と逆転する。

 鹿島は新監督就任後、ここ9試合で8勝1分けと好調を維持している。神戸はシーズン中にも関わらずオファーを出していた金崎の2発で逆転負けをする痛恨の結果となった。

 C大阪は前半2点を先行したが後半3点を取られる首位らしからぬ試合ぶりとなった。前半24分、C大阪はCKの折り返しを山村和也がボレーで先制すると、さらに前半33分にもFKを木本恭生がヘッドで合わせて2-0で折り返す。

 後半6分、清水は松原后が得たPKを金子翔太が決めて1点を返す。後半15分、清水はスローインを受けた北川航也が振り向きざまゴール隅に叩きこみ2-2の同点にする。さらに後半28分、松原のクロスを再び北川が合わせて3-2と逆転に成功し、そのまま終盤のC大阪の攻撃をしのいで逆転勝ちをした。

関連キーワード

関連記事