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ドル安・円高に振れやすい地合いに/後場の投資戦略
記事提供元:フィスコ
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;20004.00;-76.04TOPIX;1629.27;-5.11
[後場の投資戦略]
アップル関連物色は続かなかったが、前日に大きく上昇した反動もあり、想定内といったところであろう。内閣改造によって政策期待がそれ程高まらず。為替市場ではやや円高に振れていることも手掛けづらさにつながっている。また、米ADP雇用報告は市場コンセンサスをやや下回ったことから、追加利上げ観測が後退している。週末の米雇用統計も弱いとの見方となりやすく、これがドル安・円高へ向かわせるとの見方につながりそうである。
また、昨日反発をみせた中小型株であるが、戻りの鈍さから早くも利食いが強まっている動きが見られる。大きくリバウンドをみせている銘柄もあるが、物色対象は絞られてきており、次第に見送り姿勢が強まりやすい。もっとも、決算発表がピークを迎えていることもあり、当然のこう着といった面もある。決算を手掛かりとした個別物色が続きそうである。(村瀬智一)《AK》
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