北朝鮮に6回目の核実験の可能性 韓国国防部

2017年8月1日 09:08

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 韓国・聯合ニュースが31日夜の電子版で、韓国情報機関、国家情報院の金相均(キム・サンギュン)第3次長が国会情報委員会との懇談会で「今後、北が追加のミサイル発射実験を実施する可能性がある」と述べたと伝えた。国会情報委員長の伝えた情報としている。

【こちらも】日米韓 北に圧力、中国へ働きかけ強化で一致

 また金氏は北朝鮮が28日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)級火星14について「大気圏再突入に成功したかどうかは分からない。北はそう主張しているが、確認できない」と述べた、という。

 一方、聯合ニュースは、韓国国防部が同日の国会国防委員会で「弾道ミサイルの新たな発射実験や6回目の核実験など、戦略的挑発を行う可能性があると報告した」とも伝えた。

 この中で、韓国国防部は「爆発力が増した核実験を通して、核弾頭と発射手段の能力を示す可能性が常に存在している。(北朝鮮北東部)豊渓里(プンゲリ=過去5回核実験が行われたとされている場所)の核実験場は常に核実験が可能な状態を維持していると伝えた」と深刻な問題を提起している。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
稲田前防衛大臣出席での審議は拒否と自民党
終戦記念日に韓国・益山で少女像除幕式か
日米韓 北に圧力、中国へ働きかけ強化で一致
北弾道ミサイル 奥尻島北西約150キロに着弾
北ミサイル「高度約3700キロ」着弾EEZ内

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事