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【株式市場】好業績株など強いが日経平均は2万円台で上値が重く材料株に売買移る
◆日経平均の大引けは2万79円64銭(29円48銭高)、TOPIXは1626.84ポイント(5.96ポイント高)、出来高概算(東証1部)は18億3716万株
27日後場の東京株式市場は、日本時間の深夜に米国の6月耐久財受注が発表されるため円相場の動向に不透明感が言われ、中盤まで日経平均は20円高(2万70円前後)の水準で小動きを続けた。しかし、パナソニック<6752>(東1)は14時前から眠気制御技術を開発との発表などを材料に一段強含み、ソニー<6758>(東1)も一段ジリ高基調のため、日経平均は14時過ぎに126円23銭高(2万176円39銭)まで上伸し、大引けも堅調で2日続伸となった。主な株価指数の中では東証マザーズ指数が安い。
後場は、富士通<6702>(東1)が大引け後の四半期決算発表に期待とされて中盤からジリ高基調になり、昨日発表した任天堂<7974>(東1)も一段ジリ高。次世代電池・電気自動車関連株が注目され、戸田工業<4100>(東1)や田中化学研究所<4080>(JQS)などの次世代電池関連株も高い。上場約1週間のユニフォームネクスト<3566>(東マ)は2日続けて高値を更新。
出来高概算は18億3716万株(前引けは8億6314万株)、売買代金は2兆5460億円(同1兆1499億円)。1部上場2021銘柄のうち、値上がり銘柄数は921(同1166)銘柄、値下がり銘柄数は884(同665)銘柄。
また、東証33業種別指数で値上がりした業種は23業種(前引けは29業種)となり、値上がり率上位の業種は、その他製品、精密機器、電力・ガス、空運、電気機器、食料品、非鉄金属、不動産、輸送用機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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