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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続落、想定内のこう着のなか、個人の資金は新興市場の中小型株にシフト
*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続落、想定内のこう着のなか、個人の資金は新興市場の中小型株にシフト
22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は続落、想定内のこう着のなか、個人の資金は新興市場の中小型株にシフト
・ドル・円は111円08銭、弱含み、米金利の低下で一時111円割れ
・スターティア、シリコンスタシオなどがストップ高
■日経平均は続落、想定内のこう着のなか、個人の資金は新興市場の中小型株にシフト
日経平均は続落。20.54円安の20118.25円(出来高概算7億4000万株)で前場の取引を終えた。米株市場がまちまちの展開となるなか、小幅に反発して始まった日経平均は、その後は前日終値を挟んで50円程度の狭いレンジ取引が続いている。セクターではゴム製品、その他製品、医薬品、鉄鋼、銀行、精密機器が上昇。半面、保険、鉱業、パルプ紙、食料品、不動産が冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が若干上回っているが、値上がり値下がりはほぼ拮抗。
売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、Vテク<7717>、村田製<6981>、ソニー<6758>、SOSEI<4565>が堅調。半面、東芝<6502>、キヤノン<7751>、JT<2914>、東エレク<8035>、SUBARU<7270>が冴えない。日経平均がこう着となるなか、個人主体の資金は中小型株にシフトしており、マザーズ指数、JASDAQ平均ともに上昇している。
日経平均は日中値幅が50円程度と、狭いレンジ取引が続いている。こう着ながらも5日線を支持線とした底堅さが意識されており、センチメントは悪くないだろう。想定内のこう着のなか、個人の資金は新興市場の中小型株にシフトしており、バイオ、ゲーム、有機ELといったテーマ株への循環的な物色がみられている。
日経平均が5日線を下回ってくるようだと、さすがに心理的な警戒感から利益確定の流れに向かわせる可能性があるが、押し目買い意欲は強そうだ。午後は日銀のETF買い入れへの思惑がある一方で、円相場はやや円高に振れて推移しており、強弱感が対立しやすい。そのため、中小型株物色の流れが続きやすい。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は111円08銭、弱含み、米金利の低下で一時111円割れ
22日午前の東京外為市場で、ドル・円は弱含み。日本株安や米金利の低下を受け、一時111円を割り込んだ。
ドル・円は111円30銭付近で寄り付いた後、日経平均株価が下げに転じたことで、リスク回避的なドル売り・円買いの流れ。正午にかけて米10年債利回りが2.148%まで低下し、ドルは一時110円96銭まで値を下げる場面もあった。
ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いのため、足元もドル売り・円買い基調が続いているが、20000円台を維持しているため、目先のドルの大幅安は想定しにくい。
ここまでのドル・円の取引レンジは110円95銭から111円43銭、ユーロ・円は123円91銭から124円44銭、ユーロ・ドルは1.1161ドルから1.1171ドルで推移した。
12時19分時点のドル・円は111円08銭、ユーロ・円は124円06銭、ポンド・円は140円69銭、豪ドル・円は83円86銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・スターティア<3393>、シリコンスタシオ<3907>などがストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁(英FT)
「9月にもバランスシート縮小を開始する可能性も」
「インフレが低下した場合、資産縮小は望まない」
「バランスシート縮小の開始時点で、利上げは一時停止が賢明」
・イラン石油相
「OPEC、一段の減産めぐり協議、合意形成は困難」
・ホールデン英中銀金融政策委員
「下期に金融緩和策の一部解除を支持」
・欧州連合(EU)当局者
「英首相がEU首脳会議(22-23日)で、総選挙の離脱交渉への影響を説明へ」
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
・特になし
<海外>
・15:00 スイス・貿易収支(5月) 19.7億スイスフラン《HT》
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