全仏オープンテニス、錦織圭、逆転勝ちでベスト8進出

2017年6月6日 07:39

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 パリで行われている男子テニスの全仏オープンは5日、錦織圭は4回戦でフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と対戦し、逆転勝利を収めた。世界ランキング37位のベルダスコに0-6、6-4、6-4、6-0のセットカウント3-1で逆転勝ちし、2年ぶりの準々決勝に進出した。準々決勝では世界ランキング1位のアンディ・マリーと対戦する。

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 第1セットは1度もサービスキープが出来ずに0-6で簡単に奪われる。動きが鈍くディフェンスに追われるばかりでコントロールも定まらず苦しい立ち上がりとなった。第2セットは第1ゲームでブレイクを奪うも第2セットで奪い返されるなどなかなか調子に乗れなかったが、その後は粘りを見せてサービスをキープし、第9ゲームでブレイクに成功すると6-4で奪い返す。

 第3セットはお互いに攻め合う展開となり、第3ゲームで錦織がブレークするも第6ゲームでブレークバックされる。続く第7ゲームはデュースの粘り合いとなったが、これを制して再ブレークに成功し6-4で奪う。第4セットに入ると錦織は冷静にラリーを続けサービスエースも随所で決めると、逆にベルダスコがミスを重ね始める。第1ゲームからブレークをすると第1セットと逆に6-0で一方的に奪い取ってセットカウント3-1での会心の逆転勝利だった。

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