金融株の動向がセンチメントを左右させそう/東京株オープニングコメント

2017年5月24日 08:35

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記事提供元:フィスコ


*08:35JST 金融株の動向がセンチメントを左右させそう
 24日の日本株市場は反発が見込まれる。23日の米国市場では、予想を下回る経済指標の発表があったものの、米金利上昇を背景にゴールドマン・サックスなど金融セクターが買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の19770円だった。また、円相場は1ドル111円台後半での推移と、前日からはやや円安に振れて推移している。これらを受けて、買い先行の展開になりそうだ。

 ただし、買い一巡後はFOMC議事録を見極めたいとの思惑や、英国で発生したテロへの警戒感などから上値は抑えられる可能性があり、日経平均は直近のもち合いレンジ19700-20000円処での攻防といったところであろう。とはいえ、FOMC議事録において6月利上げ確率が依然として高い状況であれば、為替市場でのドル高円安進行、株式市場のリバウンドが意識されてくるだろう。

 金融株の動向がセンチメントを左右させそうであり、ショートカバーを交えた強含みの展開が続くようだと、日経平均は急落前水準を明確に回復してくることも考えられる。とはいえ、FBIのコミー前長官は、30日以降に上院情報委員会の公聴会で証言する予定でもあり、トランプ政権の政治混乱リスクへの警戒は重しになる。(村瀬智一)《AK》

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