【注目銘柄】イー・ガーディアンは1月高値試す、17年9月期第2四半期累計大幅増益で通期増額の可能性

2017年5月16日 14:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 イー・ガーディアン<6050>(東1)に注目したい。SNS投稿監視サービスやゲームユーザーサポートサービスなどを展開する総合ネットセキュリティ企業である。17年9月期第2四半期累計の連結業績は大幅増益だった。そして通期予想に増額の可能性がありそうだ。株価は4月の直近安値圏から切り返している。好業績を評価して1月の上場来高値を試す展開が期待される。

 5月8日発表した17年9月期第2四半期累計(10月~3月)連結業績は、売上高が前年同期比32.8%増の24億15百万円、営業利益が同61.8%増の3億85百万円、経常利益が同64.9%増の4億09百万円、純利益が同93.9%増の2億76百万円だった。

 4月3日の増額修正値を上回る大幅増収増益だった。ソーシャルサポートにおける大型案件の獲得、ゲームサポートにおける既存取引先の件数増加に加えて、アイティエスの連結子会社化(17年1月1日付)も寄与した。

 17年9月期通期連結業績予想は据え置いて売上高が16年9月期比17.7%増の44億89百万円、営業利益が同18.1%増の6億63百万円、経常利益が同24.8%増の6億92百万円、純利益が同32.2%増の4億63百万円としている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が53.8%、営業利益が58.1%、経常利益が59.1%、純利益が59.6%と高水準である。通期予想に増額の可能性がありそうだ。

 株価は1月の上場来高値2072円から一旦反落したが、地合い悪化も影響した4月の直近安値圏1500円台から切り返しの動きを強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して1月の上場来高値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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