メダカの遺伝子汚染が拡大、原因は善意の放流か?

2017年4月30日 23:18

小

中

大

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 大阪府内のメダカ生息調査を継続的に実施しているNPO法人「シニア自然大学校」の水辺環境調査会が大阪府立大学の協力により遺伝子解析調査を実施したところ、在来種が別の地域のメダカと交雑する「遺伝子汚染」が進んでいる実態が明らかになった(YOMIURI ONLINEの記事シニア自然大学校のニュース記事: PDF)。

遺伝子解析が完了したのは2010年~2016年に河川やため池、水路、公園など55か所で採集した計242個体。全体の約3分の1にあたる18か所で大阪在来種以外のメダカが確認された。特に河川や公園ではその割合が高かったという。

メダカは観賞用などで一般的な生物だが、自然界のものは環境省のレッドリストで絶滅危惧2類に指定されるなど種の存続が危惧されている。そのため、保護活動のつもりで養殖メダカや観賞用メダカを放流してしまう例があり、逆に在来種の駆逐が加速されているようだ。今回の調査は大阪府内のものだが、こうした善意の放流は日本各地でみられるようで、注意が必要である。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 日本 | バイオテック | サイエンス | 教育

 関連ストーリー:
星出さんらISSに到着、長期滞在開始 2012年07月18日
PCB に抵抗性をもつ魚の進化の鍵が明らかに 2011年11月01日
メダカの性決定遺伝子が確定 2007年02月21日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード大阪府レッドリスト環境省遺伝子

広告

写真で見るニュース

  • ダイハツ・タント(画像: ダイハツ工業の発表資料より)
  • あおり運転対策にこだわるなら、360度対応ドライブレコーダーの設置が考えられる。画像はイメージです。
  • 概要モードを表示し、「新しいデスク」をクリックすれば仮想デスクトップが追加される。目的ごとに使い分ければ作業効率が大幅にアップするだろう。
  • 「HomePod(ホームポッド)」(画像:アップルジャパンの発表資料より)
  • 「S-mile(スマイル)」によるデリバリーのイメージ。(画像: 藤田観光の発表資料より)
  • マイナーチェンジしたホンダ・シャトル。(画像: 本田技研工業の発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース