テニスマイアミOP、フェデラーが11年ぶり優勝、ナダルに圧勝

2017年4月3日 07:47

印刷

 3日、マイアミ(米国)で行われたテニスのマイアミOP決勝は、ロジャー・フェデラーがラファエル・ナダルに圧勝した。第4シードのフェデラーは第5シードのナダルに6-3、6-4のストレートで勝ち、今大会を11年ぶりに制した。フェデラーは今シーズンは3勝目となり、35歳のテニス界のレジェンドが今再び躍動している。

 第1セットは、第1ゲームからナダルが2度のブレークチャンスを握るもフェデラーが粘ってキープする。第4ゲームは逆にフェデラーの2度のブレークチャンスをナダルが押し返してキープが続く。第6、第7ゲームもブレークポイントのある熱戦となったが、第8ゲームでフェデラーがブレークに成功、6-3で第1セットを奪う。第2セットも第9ゲームでフェデラーがブレークに成功するとそのままナダルを押し切り、6-4で奪った。

 今大会は錦織を始め上位シード勢が消える中で、最後はテニス界のビッグ4同士による黄金カードが実現した。両者の対戦は、初対戦の2004年以来通算37度目であった。フェデラーは、過去ナダルには13勝23敗と大きく負け越しているが、ハードコートでは9勝9敗と五分であった。今年は1月の全豪オープン決勝でもナダルを破り、7年ぶりの優勝と、グランドスラム18勝目という自身の記録を更新している。

関連キーワード

関連記事