米国家安全保障局、中国のスーパーコンピューターに対し危機感を示す

2017年3月22日 18:11

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 米国家安全保障局(NSA)とエネルギー省(DOE)の専門家が、米国がすぐにスーパーコンピューター開発に対する予算を増やさなければ、2020年に中国がこの分野におけるリーダーシップを取る可能性か「極めて高い」と警告した。この警告はNSA、DOE、国立科学財団などの専門家によって作成された「US Leadership in High Performance Computing」という報告書に記載されている(COMPUTERWORLDSlashdot)。

 この分野における中国の進歩は、国家安全保障に対しての危機だけでなく、ハイテク分野におけるリスクも増えるとし、「米国経済の有利かつ収益性の高いジャンルにダメージを与える」可能性があると指摘した。こうした厳しい単語で政府機関や諜報機関が中国のHPCに対して警告するのは初めてだという。

 中国はHPC分野への投資を10億人の貧困を救うためだと説明しているが、報告書は「さまざまな兵器システムを設計するのに必要なツール」だと指摘している。また「HPC分野での米国のリーダーシップ喪失は、米国の核抑止力と将来の兵器システムの高度化を大幅に減少させる可能性がある」とも警告している。

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