米学校で使用のハードウェア納入数、ChromebookやWindowsがApple抜く

2017年3月7日 16:55

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 かつてMacは米国の教育機関に導入されるコンピュータとして人気が高かったが、ここ数年はシェアを落としているという(New York Times)。

 Futuresouce Consultingによる、米国の教育機関に納入されたPCやタブレット、モバイルデバイスのメーカー別台数集計データでは、ここ5年間でGoogle製品の納入台数が大きく上昇しており、2014年にはApple製品の納入台数を上回る状況になっていたという。さらに2016年には、Microsoft製品の納入数がApple製品を上回った模様。

 AppleのiPadやノートPCに代わって導入が増えたのは、GoogleのChromebook。たとえば2016年に米国の小中学校に納入されたモバイルデバイスの市場シェアはChromebookが約58%で過半数を超えた。いっぽうiPadやMacのノートPCのシェアは約19%、Windows搭載ノートPCやタブレットは約22%だったという。Chromebookは価格も安く、使い勝手も良いというのが人気の理由のようだ。たとえばChromebookで作成したドキュメントはクラウド上に保存されるためハードウェアを生徒内で共有しやすく、またGoogleが学校向けの管理ツールを提供している点などが評価されているという。

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