政宗くんのリベンジ 第6話「突撃!お宅訪問戦」【感想レビュー】

2017年2月21日 11:25

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政宗くんのリベンジ 第6話「突撃!お宅訪問戦」【感想レビュー】©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会

政宗くんのリベンジ 第6話「突撃!お宅訪問戦」【感想レビュー】©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会[写真拡大]

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  前回の最後で、まさかの愛姫からキスをせがむような発言が出ました。この後の展開がどうなってしまうのかと、続きを一週間もの間ずっと待ち焦がれていた、てる吉です。

  それでは、第6話のあらすじと感想にいってみましょう。

■政宗くんのリベンジ 第6話「突撃!お宅訪問戦」


  寧子から明らかに危ないオーラを感じ取った吉乃は、彼女を尾行することに。だが、そんな時に偶然政宗の母と出会い、ほぼ強制的に政宗の家へと連れていかれるのであった・・・。

■政宗は愛姫にキスをしてしまうのか!?


  吉乃の鎖骨辺りに滴る汗が何ともエロい。愛姫を一人で待ち続ける彼女に、寧子が声をかける。正宗の居場所を聞こうとするが、猫を被った態度で知らないと嘘をつく。吉乃でさえも、なんとなく居心地の悪さを感じている。さすがは寧子。只者ではない気配を放っているようだ。

  愛姫のことを好きであることの証明に、キスをすることを恥ずかしながら要求する彼女。だが、政宗にとってキスは計画の最終段階に位置しているもので、それに加えて想定外の状況だということも重なり、心の準備ができない。彼の態度に怒った愛姫は、「付き合ってられないわ」とプールを出ようとするのだが、反射的に彼女の腕を掴んでしまう。その拍子に政宗と愛姫の顔が急接近してしまう。2人の間に何とも言えない空気が流れる。顔を赤くして政宗を見つめる愛姫が可愛すぎる。そして、アップにされた彼女の唇が最高だ。こんな状況に焦りを隠せないが、彼は愛姫のことを人間の形をしたハムだと思い込むことにする。ちょっと待てって! ハムとか・・・面白すぎる(笑)。笑いが止まらなくて腹筋が崩壊しそうだ。ついに実行に移す政宗。

 どんどん近づいてくる顔を前に、彼女は「イヤー! ダメー!!」と言う叫び声と共に、彼をアッパーでノックアウトしてしまったのだ。怒り狂う政宗とは対照的に、初々しさを隠せない愛姫が天使だった。そんな時、妙を含めた水泳部の面々が姿を現す。彼女達と会話をする彼を尻目に、愛姫はプールをとっとと出てしまう。そして、見下したようにこう言うのだった。

 「あなたが私のことを好きで好きでしょうがないことだけは認めてあげてもいいわよ。だからなんだって話だけど」

 と。コイツ、いくらなんでも酷すぎだろ!

■寧子さん、いい奥さんになりそうだ


  一人椅子に座って考え込む政宗に、彼を探していた寧子が隣に座る。彼女が座る瞬間をドキッとしながら見てしまう彼。そうか・・・パンツ履いてないんだったよな・・・ゴクリ。水筒を取り出した彼女は、彼へのお疲れ様の気持ちも込めて飲み物を手渡す。それは、梅干し入りほうじ茶という変わったものだった。彼女曰く、夏でも体を冷やしてはいけない、そして熱中症予防に塩分とクエン酸の摂取が必要だということらしい。健康のことよく考えてるんだな。この人、嫁にしたらいい奥さんになりそうだ。更に彼女は、ビタミンとマグネシウムの重要性について、サプリを出しながら説明をする。ちょっと行き過ぎた健康オタクだな(笑)。

  そんな彼女に、「俺なんかのどこがいいの?」と言う究極の質問をぶつける。そう、これは愛姫に投げかけられた質問で、政宗自身が答えることもできなかった超難問だ。ドヤ顔しながら彼女の答えを待つ彼は、とても悪い顔をしている。だが、彼女は微笑みながらこう言うのだった。「そういう、ご自分の魅力に気付かれない謙虚なところですわ」と。あまりの意外な答えに、つい動揺してしまう。政宗は素敵な人だから自信を持っていいと語り、その場を清々しく去る。

■吉乃でさえも危険を感じる寧子


政宗くんのリベンジ 第6話「突撃!お宅訪問戦」

画像引用元:©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会

  寧子に危険な臭いを感じた吉乃は、彼女が一人になったのを見計らい、尾行することに。だが、住宅街に入る彼女を見失ってしまう。そんな吉乃に、寧子の使用人が声をかける。すぐさま謙虚な態度に変貌する吉乃は、ちょっと怖い。だが、寧子本人はそんな吉乃にも好意的な態度で接する。愛姫のお傍仕えであることを知っている寧子。泣いて謝る吉乃に、演技は結構であることを告げる。そして、いつもの吉乃に戻るのだが、やっぱりこっちの方がしっくりきますね。政宗を気にしている理由をストレートに聞くのだが、昔助けてもらったことがあると言ってのける寧子。吉乃は本人から全部聞いているため、彼女の言っていることが嘘にしか聞こえない。そんなところに、「家に何か御用ですか?」と、誰かが声を掛けるのであった・・・。あれ、この声って正宗のロリ母だよね・・・?

■男のロマン! 美女達による手料理!


  寧子のセリフをメモし、それを愛姫にそのまま使おうと決意する政宗。いやいや、自分で考えろよ(笑)。家に帰ると、なんだか様子が騒がしい。そこには、手慣れた様子で料理を作る吉乃と、母に教わりながら料理をする寧子の姿があったのだ! はあ・・・私もこんな風に美女達が家で待ってくれていたらどんなに幸せなことか。でも、政宗は別の家ではないかとワザとらしく勘違いするのであった。ま、まあビックリはするよね。吉乃部屋に連れ出し、状況説明を求める。すると、先程声をかけてきたのが政宗の母で、彼と同じ学校の制服を着ていたために彼のファンであるかと勘違いし、強制的2人とも連れてこられたそうで・・・。

 おい、全ての元凶はロリ母だったのかよ(笑)! 空気読めなさすぎて吹いてしまった。見られたらマズイものを片づける政宗。まあ、昔の写真なんか見られたら大変ですよね。「筋肉をムキらせることしか頭にない感じの部屋」と、筋トレマシンも全てマズイものと言ってしまう吉乃。そんな彼女にイケメンの努力を語るのだが、そんな最中に寧子が部屋にやって来てしまう。感動している彼女の両肩を掴んで無理やり部屋の外へ追い出す。焦って息を切らす政宗の吐息が寧子にかかる密着状態に。「こんなところで恥ずかしいですわ」と頬を染めながら恥ずかしそうに言う彼女に、思わず興奮してしまった私はいけない人間なのでしょうか? ただ、夕食の用意ができたことを知らせるために部屋に来たらしい。彼女の行動は、何もかもが仕組まれたように見えてしまう・・・。

  彼の期待とは裏腹に、エビフライなどの高カロリーだらけの食事がずらりと並ぶ。衣だけを取ってエビフライを食べようとする政宗。それ、ただのエビじゃんか(笑)! 隣にいる寧子は、大量のサプリを机に出して摂取する。それを見兼ねた母が、「ご飯は美味しく食べるもんなんだから」と叱責する。まさにその通り。こんな光景見せられたら、ご飯が不味くなってしまいそうだ。言い訳をする2人を見て、妹が「なんかそっくりだね2人とも」と、政宗にとっては聞き捨てならないことを言うのだった。もう、この2人くっちまえよと心の中で思ってしまった私。そんな政宗達を、エビフライを加えながら黙ってみている吉乃は小動物みたいに愛らしい。

■家に馴染む寧子。なんだか本当の家族みたいだ


  夕食後に花火をしよう提案する妹。政宗は正直嫌なのだが、寧子と吉乃は意外にも乗り気だったのでやることに。わざわざ浴衣に着替える女子達。どんだけ気合入ってるんだよ(笑)。吉乃が花火にまで付き合う理由は、花火が苦手だからそう。なぜなら、昔愛姫の「ロケット花火を何本使えば人は月まで行けるか」という実験を思いついたせいで、その実験役として吉乃が選ばれたそう。めちゃくちゃくだらない実験だな! 愛姫は天性のドSだった。それを苦痛の表情で思い返す吉乃が可哀想すぎる。妹の帯を優しく締め直してあげる寧子を見ていると、なんだかお母さんみたいな雰囲気を感じてしまう。スイカを持ってきた母。妹が種の飛ばしっこという小学生レベルの勝負をし始めるのだった。だが、参加しているのは母と妹だけというなんとも惨めな光景に。そんな彼女達を見て思わず笑ってしまう寧子。政宗は、寧子が嘘つきでなかったら、もっと違う付き合い方が出来たのではないか・・・愛姫という敵がいなければ、もっと違う感情を抱いていたのではないか・・・と物思いにふけるのであった。

  迎えが来て、帰りの準備を始める寧子。だが、何を思ったのか、政宗の部屋の前で立ち止まる。おいおい、入ったのか? もし入ったならいったい何をしていたんだ? そんな描写はなく、寧子とお別れをする。吉乃をタクシーが捕まえられる場所まで送ってあげることに。彼女は立ち止まると、「絶対(寧子に)流され駄目だからね」と神妙な面持ちで言うのであった。

■最後の最後で謎だらけの展開に


政宗くんのリベンジ 第6話「突撃!お宅訪問戦」

画像引用元:©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会

  家では、くつろぐ妹と片づけをする母。「こんなところで会えるなんて、藤ノ宮さん」と、意味ありげな口調で呟く母。え、なんでお母さんが知っているの? そして、車内にいる寧子は政宗の部屋から彼の昔の写真を持ってきたのだ。いや、盗んできたと言うべきなのだろうか? そもそも、隠してたはずなのによく場所が分かったな。寧子さん、恐るべし。その写真を見ながら、「そっくり。確かに、その通りかもしれへんなあ」と、彼女もまた謎めいた言葉を呟くのであった。えっと・・・もう何が何だか分からないぞ(笑)。

■吉乃と寧子のお宅訪問! 男性なら一度は夢見たことのあるような回だった!


  前回からずっと気になっていたキス発言。残念ながら、それは未遂に終わってしまいました。でも、初々しい愛姫を見ることが出来て少し満足できました。そして、今回の見どころは何と言っても吉乃と寧子が政宗の家にお邪魔して、手料理を振る舞ってあげる場面。男性視聴者の大半の方は、こんなシチュエーションを夢に見たことがあるのではないでしょうか? 私もその一人。 手慣れた様子で一人黙々と料理を作る吉乃。それとは対照的に、母に教えてもらいながら頑張る寧子。

 どんな経緯であれ、こんな美女達に囲まれた政宗が羨ましすぎる。そして、家に馴染んでいる感じの寧子を見て、愛姫という復讐の相手と、彼女が嘘つきでなければもしかしたら・・・と心を揺さぶられてしまっている政宗。

 今後、ますます泥沼の展開になっていきそうで怖い。

 でも、今回の話で寧子のことが結構お気に入りになってしまいました。奥さんにしたら、きっと尽くしてくれそうだな・・・なんて思ったり。そして、次回は愛姫の別荘に行く回みたいです。一体どんな展開が彼らを待ち受けているのやら。こうご期待です!

  原作:竹岡葉月       監督:湊未來       出演:花江夏樹、大橋彩香、水瀬いのり、三森すずこ  他       製作:SILVER LINK.       公式サイト:http://masamune-tv.com/

 政宗くんのリベンジ 感想レビューのまとめ

(あにぶ編集部/てる吉)

©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会

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