スバル、2018年型「レガシィ」をシカゴショーで公開、外装刷新

2017年2月3日 19:00

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2018 年型「レガシィ」(米国仕様)(富士重工業の発表資料より)

2018 年型「レガシィ」(米国仕様)(富士重工業の発表資料より) [写真拡大]

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 富士重工業(スバル)は3日、米シカゴで開催される 「2017年シカゴオートショー」に、2018年型「レガシィ」(米国仕様車、日本名:レガシィ B4)を出展すると発表した。レガシィは、独自のAWDシステムや高度な安全性を搭載したスバルのフラッグシップセダンで、現行モデルは2014年に発売された6代目モデルとなる。

 今回の改良では、走行性能・安全性能といった、レガシィやスバル車ならではの価値の更なる進化を追求。走行性能については、サスペンション設定の最適化等により、操縦安定性と乗り心地を更に向上。電動パワーステアリングの制御を最適化することで、より自然で滑らかな操舵フィーリングを実現。ブレーキ特性やエンジン、CVT特性も変更し、しっかりとしたブレーキ感や、メリハリのある気持ちの良い加速感を実現している。

 デザイン面では、スバルアイデンティティを従来以上に強調した新造形のヘッドランプとフロントグリル、抑揚のあるフロントバンパーの採用によりフロントフェイスを刷新し、水平基調を際立たせた精悍なデザインとした。リヤバンパーはツートン化しディフューザーを表現することで、スポーティさをイメージさせるデザインに。一部グレードには新造形のLEDターンランプ付ドアミラーを採用し、空力や静粛性、他車からの視認性を高めた。

 インテリアでは、センターベントグリルやエアコンユニットと一体的にデザインされたフラットな大型センターパネルを搭載。立体的でスポーティなデザインの新型ステアリングホイールを採用し、フロントドアガラスには遮音中間膜ガラスとすることで、遮音性能も向上させた。一部グレードには、ハイグロスブラックとシルバーフレームのパーツを随所に採用して質感を向上させ、インストルメントパネルとドアトリムにはリアルステッチを採用して上品なイメージも演出した。

 安全面では、後側方警戒支援システムのインジケータランプを鏡面中からミラーサイドに移設し、更にランプを大きく光るように変更することで、走行時の周囲の状況を把握しやすくした。一部グレードでは、ステアリング操作に合わせてヘッドランプ光軸を左右に動かすステアリング連動ヘッドランプも採用。コーナーや交差点で車両進行方向を照射し、夜間の視認性を向上させている。

 シカゴオートショーは、2月9日から20日までの日程で開催される。

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