関連記事
マイナンバーのポータルサイトでJavaが必須となった理由
先日マイナンバーサービスのポータルサイト「マイナポータル」がオープンしたが、このサイトはJavaが必須となっている点が議論となった。これについて内閣官房・番号制度推進室番号制度推進管理補佐官の楠正憲氏がJavaを必須とした背景を説明している(日経ITpro)。
Javaを採用した理由は、WindowsおよびMacの両方をサポートするためとのこと。マイナンバーカード内のICチップに保存されている情報にWebブラウザアクセスするためには、現時点では何らかのアドオンが必須となっており、マイナポータルではそのためにJavaを選択したとのこと。それ以外にもWebブラウザからICチップにアクセスする技術はあるものの、WindowsとMacの両方に対応させるにはJavaを使用せざるを得ない状況だという。
また、Javaプラグインは現在多くのブラウザで非推奨とされていることから、対応ブラウザがはInternet Explorer 11(32ビット版)とSafariのみになってしまったという。
対策として政府側はAndroidアプリを2017年度中にリリースするほか、スマートフォンアプリと連携することでJavaや関連ソフトウェアをインストールせずに利用できる環境構築を目指すという。
スラドのコメントを読む | ITセクション | IT | 政府
関連ストーリー:
マイナンバーサービスのポータルサイト「マイナポータル」がオープン、Java必須 2017年01月17日
マイナンバーカード、保険証や図書館カードに利用拡大へ 2017年01月06日
日本年金機構、マイナンバー利用事務を開始 2016年11月15日
マイナンバーのチェックデジットは仕様上入力ミスを検知できない場合がある 2016年07月25日
マイナンバーカードの電子証明書を使ってSSHログインする 2016年06月23日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- Preferred NetworksがOSSの大規模言語モデルを公開 10/ 6 08:45
- Python 3.12正式版リリース 言語機能の強化など 10/ 5 08:58
- IEEE Spectrumのプログラミング言語ランキング、Pythonが2位以下との差を大きく広げる 9/ 5 08:53
- Cython3.0.0、約5年ぶりにリリース 7/22 16:59
- NumPy 1.25.0、リリース 6/21 11:03