テクノロジー企業で最初に時価総額1兆ドルに達するのはMicrosoft?

2017年1月5日 06:46

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 ファイナンス系ニュースサイトEquities.comの記事によれば、MicrosoftはLinkedInを買収したことで、テクノロジー企業初の時価総額1兆ドルをめざす競争に加わったとのこと(Equities.comSoftpediaNeowinOnMSFT)。

 Microsoftは6月にLinkedInを買収することで合意に達したが、262億ドルに上る買収総額は同社の企業買収で過去最高額となり、高い買い物との批判も出ていた。しかし、記事を執筆したアナリストのMichael Markowski氏によれば、買収によりMicrosoftはソーシャル投資コミュニティ(SIC)産業のリーダーになったのだという。

 クラウドファンディングによる資本調達の鍵となるSIC産業はまだ始まったばかりだが、2025年にはデジタル検索やソーシャルメディアと同様の規模になるとMarkowski氏は予測する。また、Markowski氏はLinkedInユーザーの価値がFacebookユーザーよりも高いと考えているが、Microsoftが買収により支払った金額はLinkedInユーザー1人当たり60ドルであり、Facebookの時価総額をユーザー数で割った218ドルと比べて大幅に低額だと述べている。

 Markowski氏が考える1兆ドルを目指すテクノロジー企業はAlphabet(12月22日時点の時価総額5,480億ドル)、Microsoft(4,946億ドル)、Amazon(3,660億ドル)、Facebook(3,431億ドル)の4社。現在の時価総額が最も高いのはAppleだが(6,183憶ドル)、最初に1兆ドルを超えることはないとMarkowski氏は予測しているとのことだ。

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