概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反発、海外株の上昇を受け買いが先行

2016年11月11日 09:51

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記事提供元:フィスコ


*09:51JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反発、海外株の上昇を受け買いが先行
【ブラジル】ボベスパ指数 63258.27 -1.40%
10日のブラジル株式市場は大幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2057.31ポイント安(-3.25%)の61200.96で取引を終えた。63903.16まで上昇した後、一時60553.18まで下落した。

米大統領選挙で共和党のトランプ氏が優勝したことを受け、メキシコやブラジルなど新興国との貿易に厳しい条件を押し付けるとの観測が広がったことが引き続き圧迫材料。また、投資家が資産をブラジルから米国へのシフトもブラジル株の売りを加速させた。トランプ次期大統領が米経済成長に注力するとの期待が高まっているためだ。

【ロシア】MICEX指数 2044.03 +1.61%
10日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比32.45ポイント高(+1.61%)の2044.03で取引を終了した。2076.44から2011.58まで下落した。

米大統領選挙で共和党のトランプ氏が優勝したことを受け、米ロ関係の改善に対する期待が引き続き支援材料。トランプ次期大統領が現在ロシアに実施している経済制裁を撤廃するとの見方が浮上している。国内では、景気の改善見通しが引き続き好感された。

【インド】SENSEX指数 27517.68 +0.97%
10日のインドSENSEX指数は反発。前日比265.15ポイント高(+0.97%)の27517.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.75ポイント高(+1.11%)の8525.75で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、その後は狭いレンジでもみ合った。海外株の上昇を受け、インド株にも銀行銘柄を中心に買いが先行。前日の米大統領選挙結果ショックでアジア市場が下落し、その反動から買い戻しが広がっている。また、国内の商業界がトランプ氏の優勝について、米印間の貿易に好影響を与えるとのポジティブな見方も支援材料となっている。

【中国本土】上海総合指数 3171.28 +1.37%
10日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比42.91ポイント高(+1.37%)の3171.28ポイントと反発した。約10カ月ぶりの高値を更新している。

海外株高に連れる。米大統領選で勝利した共和党候補のドナルド・トランプ氏が掲げる経済成長政策(金融緩和や大規模インフラ投資など)を好感し、欧米株や香港を含むアジア株が軒並み上昇したことを好感した。市場活性化の期待も根強い。深セン・香港間の相互取引については、「今週中にも取引開始の具体日程が公表される見通し」と報じられている。《CS》

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