【業績でみる株価】ウイン・パートナーズは5月の戻り高値を突破すれば上げ足速める可能性

2016年9月26日 16:24

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ウイン・パートナーズ<3183>(東1)に注目したい。株価は戻り歩調である。5月の戻り高値を突破すれば上げ足を速める可能性があるだろう。

 業績は好調である。17年3月期第1四半期(4~6月)の連結業績は前年同期比8.8%増収、16.9%営業増益、16.5%経常増益、2.2%最終増益だった。心臓律動管理関連、末梢血管疾患関連および脳外科関連、大型医療機器関連が好調に推移した。

 17年3月期通期の連結業績予想は16年3月期比4.5%増収、1.2%営業増益、0.7%経常増益、2.9%最終減益と保守的である。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.2%、営業利益23.2%、経常利益23.3%、純利益23.2%と順調な水準である。医療施設の新築・増改築や設備投資の関係で第4四半期(1~3月)の構成比が高くなる収益構造を考慮すれば、通期上振れ余地がありそうだ。

 株価は6月の年初来安値1321円から切り返して戻り歩調だ。9月23日には1616円まで上伸して5月の戻り高値1640円に接近した。週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜いて先高感を強めている。5月の戻り高値を突破すれば上げ足を速める可能性があるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【材料でみる株価】日本アジアグループは新たな自己株式取得を発表(2016/09/02)
【編集長の視点】ヒロセ通商は続急落も総合利回り9%超の株主優待の権利取りが再燃し最高値奪回が有望(2016/08/31)
【中西文行の相場展望】機能性表示食品関連銘柄に注目(2016/09/02)
【高配当銘柄】アールシーコアは5%近辺の予想配当利回りなど指標面の割安感を考慮すれば売られ過ぎ感が強い(2016/08/30)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事