映画『銀魂』主演・小栗旬で人気漫画を実写化 - 菅田将暉、橋本環奈、岡田将生ら出演

2016年9月23日 10:57

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記事提供元:ファッションプレス

 空知英秋による人気コミック『銀魂(ぎんたま』の実写映画化が決定。公開は2017年を予定している。

 2004年より週刊少年ジャンプで連載がスタートし、単行本発行部数累計5,000万部を超える「銀魂」。思わず笑ってしまうギャグ、壮絶なアクション、熱血感でグッとくる痛快エンターテイメント。テレビアニメ化と2度の劇場アニメ化『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』(2010年)、『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』(2013年)を経て、実写映画化が実現した。

 主人公の万事屋(なんでも屋)の坂田銀時を演じるのは小栗旬。本人も銀魂ファンだそうで、27巻には「小栗旬之介」というパロディキャラも登場している。また、銀時が営む“万事屋”で働く志村新八役に菅田将暉、宇宙最強を誇る絶滅寸前の戦闘種族・夜兎(やと)族の生き残りの少女・神楽役に橋本環奈が決定。

 そして、容姿端麗でありながら腕っぷしの強い新八の姉・妙役に長澤まさみ、銀時の幼馴染でありかつての盟友の桂小太郎役に岡田将生、からくり堂の店主・平賀源外役にムロツヨシ、江戸の治安を守る特殊警察・真選組局長の近藤勲役に中村勘九郎と、豪華キャストが脇を固める。

 さらに、2005年公開映画『ファンタスティポ』以来12年ぶりの映画出演となる堂本剛が、小栗演じる銀時のかつての仲間であり、最大のライバルの1人となる高杉晋助役を演じる。攘夷過激派武装集団<鬼兵隊>を率いる頭領であり“最も危険な男”と称されるキャラクターだ。なお、アクションシーンは小栗の提案で韓国からアクション演出チームを招聘し、撮影したという。2人の対決にも注目が集まりそうだ。

 そのほか、同隊の中で人斬り似蔵の異名を持つ岡田似蔵役に新井浩文、飛び抜けた策略家である武市変平太役に佐藤二朗、二丁拳銃の使い手で“紅い弾丸”と呼ばれる美女、来島また子役に菜々緒を起用。物語の鍵をにぎる名刀“紅桜”を作った刀鍛冶屋の村田鉄矢役に安田顕、鉄矢の妹の村田鉄子役に早見あかりが抜擢された。

 監督を務めるのは、「勇者ヨシヒコ」や『HK 変態仮面』シリーズで、究極にバカバカしく、そして笑える世界観を作り上げた福田雄一。

 原作者の空知英秋は本作について、「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟。実写化はイメージと違うと叩かれるのが常ですが、もう今さら何をやっても読者の皆さんの銀魂のキャラ像はブレないと信じています。(映画の制作に参加する方々は)そういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから銀魂に乗りたいと言ってくれた方々ですから、そんな人達の作るまた別の形の銀魂ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです」とコメントしている。

【作品情報】
映画『銀魂』
公開:2017年
脚本・監督:福田雄一
キャスト:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、岡田将生、ムロツヨシ、中村勘九郎、柳楽優弥、吉沢亮ほか
原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
©空知英秋/集英社 ©2017「銀魂」製作委員会

【ストーリー】
舞台はパラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。主人公は、そんな時代に己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時。銀時とひょんなことから出会った仲間の身におきる様々な事件を描いていく。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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