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Bingの翻訳サービスで「ダーイシュ」を「サウジアラビア」と訳してしまうトラブル
headless曰く、 Bingの翻訳サービスで、アラビア語で「ISIS(イスラム国)」を示す「ダーイシュ」を「サウジアラビア」と訳してしまうトラブルが発生していたそうだ(The Huffington Postアラビア語版、Register、Guardian、NY Daily News)。
これを受けてサウジアラビアのユーザーの間で、Bingのボイコットが呼び掛けられる騒ぎとなったという。これに対しMicrosoftでは、Bingの翻訳機能ではユーザーが翻訳の改善に協力する機能があり、一部のユーザーが2つの名前を結びつけてしまった可能性があると説明している。1,000人を超えるようなグループで翻訳内容に関して同じ提案をすれば、機械翻訳はそれが正しいものと理解してしまうとし、問題を修正して謝罪している。
国名の翻訳では、Google翻訳でウクライナ語の「ロシア連邦」をロシア語に訳す際、「モルドール」と訳してしまうトラブルが1月に発生している。
ちなみに、本タレコミはHuffington Postアラビア語版をBing翻訳で英語に訳したものを元に構成したものだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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