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16年3月期決算、役員報酬1億円以上は231人
2016年3月期決算で役員報酬額の最高はソフトバンクグループのニケシュ・アローラ元副社長の64億7,800万円で、開示制度が開始された10年3月期決算以降の歴代最高額を更新したことが、東京商工リサチーの調べで分かった。
3月期決算の上場企業のうち1,380社が有価証券報告書を提出し、役員報酬1億円以上を受け取った役員の個別開示を行ったのは120社、人数は231人だった。アローラ副社長は今までの役員報酬の最高額だったオリックスの宮内義彦シニア・チェアマン(15年3月期54億7,000万円)を上回った。次いで、ソフトバンクグループのロナルド・フィッシャー取締役が20億9,600万円、日産自動車のカルロスゴーン最高経営責任者が10億7,100万円が続いた。日本人のトップはソニー平井一夫社長の7億9,400万円だった。
企業別では、東京エレクトロンが11人で最多、トヨタ自動車が8人、野村ホールディングスとLIXILグループの7人が続いた。
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