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インデックス主導で手掛けづらいが押し目拾いのスタンス/ランチタイムコメント
*12:15JST インデックス主導で手掛けづらいが押し目拾いのスタンス
日経平均は大幅に反発。565.90円高の16841.85円(出来高概算10億9000万株)で前場の取引を終えている。18日の米国市場は、NYダウが約9ヶ月ぶりに18000ドルを回復。アジア市場の下落影響から売りが先行したものの、原油安の影響は限られる一方、堅調な決算が好感される格好に。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比325円高の16645円だったが、大阪225は16740円とこれを大きく上回って始まった。その後も上げ幅を拡大させており、一時16900円まで値を上げ、直近2日間の下落部分を吸収している。
東証1部の騰落銘柄は前日から一転、値上がり数は1700を超えており、全体の9割を占める全面高商状に。セクターでは33業種全てが値を上げており、銀行が5%を超える上昇となったほか、保険、電気機器、輸送用機器など、前日に下げの目立っていたセクターが大きく反発している。半面、唯一上昇していた建設は、利益確定の流れとなり、小幅な上昇となっている。
日経平均は25日線を上回って始まると、あっさり前日の下落部分を吸収している。連日インデックスに絡んだ商いが中心のため手掛けづらさはあるが、寄付きから上げ幅を広げているため、市場のムードは悪くない。また、三菱UFJ<8306>が6.6%に上げ幅を拡大させているほか、三井住友<8316>、みずほ<8411>も6%超の上昇と銀行株の強さが目立つ。円高や原油安に加えて、熊本地震の影響から4月28日の日銀金融政策決定会合では、追加緩和策が出ることが予想されていることが、銀行の買戻しにつながっているとの見方もされている。
5月の伊勢志摩サミットの議長国でもあることから、円売り介入はしにくいと考えられるが、足元で109円近辺での底堅さが意識されてくるようだと、先行きのトレンド転換が意識されてくる。そうなると、輸出関連などへの買戻しも次第に意識されてくることになりそうである。下値拾いのスタンスとなろう。(村瀬 智一)《NH》
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