内需系の中小型株などを冷静に仕込みたいところ/後場の投資戦略

2016年4月1日 12:29

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;16,287.75;-470.92 TOPIX;1,309.87;-37.33

[後場の投資戦略]

 日銀短観は2四半期ぶりに悪化したが、電気機械がマイナス7と10ポイント悪化したほか、自動車もプラス5と6ポイント悪化というように、輸出関連が悪化。また、28年度上期の想定レートは117円45銭だが、112-113円台の円高水準が続くようだと、一段の業績下振れが警戒されてくる。

 こういった状況下では日銀による追加緩和政策への期待が高まりやすいが、イエレンFRB議長の発言以降、円高傾向に振れやすい需給状況であろう。テクニカル面でも日経平均はボリンジャーバンドでは-1σを割り込み、-2σ水準に接近。一目均衡表では基準線を割り込み、雲下限に接近してきている。MACDはシグナルとのクロスで陰転シグナルを発生させて、マイナス圏に突入してきており、調整が本格化しやすいだろう。

 もっとも海外勢による日本株離れというよりは、アベノミクスの過程で積み上がったポジションの利益確定といったところであろう。消費増税の延期に伴う格下げリスク等が警戒されてくる可能性はあるものの、連れ安となっている内需系の中小型株などを冷静に仕込みたいところであろう。(村瀬 智一)《NH》

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