日本企業のASEAN8カ国への関心は高い 海外に事業展開・進出している企業のうち72.7%が進出

2015年12月10日 14:52

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記事提供元:エコノミックニュース

矢野経済研究所では、日本国内の食品、および飲料メーカーにおける ASEAN8カ国(インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム、ミャンマー、カンボジア)での事業展開に関する法人アンケート調査を実施した。調査期間は2015年8月、調査対象は日本国内の食品・飲料メーカー(年間売上高 70 億円以上)133 社。調査方法は電話ヒアリング形式とした。

 それによると、日本の食品・飲料メーカー(年間売上高70億円以上)のうち、海外に事業展開・進出(輸出を含む)している企業は66.1%(133社中88社)であった。このうち ASEAN8カ国に事業展開・進出(輸出を含む)している企業は72.7%(88社中64社)であった。また ASEAN8カ国に事業展開・進出(輸出を含む)している企業(64社)のうち、国・地域別にみると(複数回答)、タイの75.0%(48社)が最も多く、次いでシンガポールの 62.5%(40 社)、ベトナムの56.3%(36社)と続いた。

 また、調査対象の日本の食品・飲料メーカー(年間売上高 70 億円以上)について海外への進出有無に関わらず、ASEAN8カ国への関心の有無を尋ねたところ(単数回答)、関心ありは51.1%(68社)であった。このうち、関心のある国については(複数回答)、タイの45.6%(31社)が最も高く、次いでインドネシアの32.4%(22社)、シンガポールの27.9%(19社)、ベトナムの27.9%(19 社)と続く。関心のある理由(複数回答)は、何れの国・地域においても、経済発展や人口増加が高い比率で挙げられているとしている。

 調査結果から、日本の食品・飲料メーカー(133社)のうち、約半数が ASEAN8カ国に進出しており、その他の国・地域よりも多い結果となった。また海外進出の有無に関わらず、関心を有しているのは 51.1%(68社)であった。このうち ASEAN8カ国のマーケットに関心のある国・地域は、タイの 45.6%(31 社)が最も高く、インドネシアの 32.4%(22 社)、シンガポールの 27.9%(19 社)、ベトナムの 27.9%(19 社)と続く。

 関心のある理由は、何れの国・地域においても、経済発展や人口増加と回答する企業が多い。日本の食品・飲料メーカーは ASEAN8カ国にすでに事業展開・進出(輸出を含む)をしている一方で、未進出の企業も存在する。同地域への関心も概して高いことから、経済発展や人口増加を背景に、今後も事業展開の活発化が期待されるとしている。(編集担当:慶尾六郎)

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