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住友商事、ベルギーで165MWの洋上風力発電所を建設開始
発電所の位置図(住友商事の発表資料より)[写真拡大]
住友商事と欧州住友商事会社は23日、洋上風力発電事業開発運営会社であるベルギーのパークウィンド社(Parkwind)などと共同開発中のノーベルウィンドプロジェクトで、洋上風力発電所の建設を開始したと発表した。
住友商事は同事業に2014年6月に事業参画し、ベルギー沖約45km(水深約21~37m)の北海海域で共同開発を進めてきた。出資比率は39.02%。今回、約4億6,000万ユーロ(約620億円)のノンリコースプロジェクトファイナンスを組成し、2017年末の完工を目指す。風力タービンは、デンマークMHIヴェスタス社より大型の3.3MW機を50基調達する。
総事業費は約880億円、発電容量は165MWで、事業期間は完工後20年間。発電された電力はベルギーの電力会社に売電する。電力量は約18万6,000世帯分に相当するという。
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