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欧米為替見通し:ドル・円は上値試し、9月の米利上げに期待先行
*17:26JST 欧米為替見通し:ドル・円は上値試し、9月の米利上げに期待先行
きょうの欧米市場で、ドル・円は上値を試す展開となりそうだ。米利上げの9月実施に期待先行の相場展開が予想される。
米連邦公開市場委員会(FOMC)で中立派とみられる米アトランタ連銀ロックハート総裁が9月利上げに前向きと4日米紙に報じられたことがドル強含みの背景にある。
5日のニューヨーク外為市場では、非製造業総合指数に先立って発表された7月の米ADP民間部門雇用者数が予想を下振れたことから、ドルは大きく売られた。
ただ、その後米供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業総合指数が10年ぶりの高水準となった。これを受け、米連邦準備理事会(FRB)の9月利上げに期待が高まり、ドル・円は約2カ月ぶり高値の125円01銭まで上昇した。
ADP雇用者数が予想を下振れたものの、ドル・円は124円を維持し下値の堅さを確認したことから、短期筋が非製造業総合指数をきっかけに買いを入れたと観測される。きょうの欧米市場では、こうした流れを受け米利上げへの期待先行で上値を試す展開が予想される。
一方で、ADP雇用者数が18万5000人増と4月以来の低い伸びとなったことから、7日発表の米雇用統計が下振れするリスクが指摘される。
なお、きょうの欧米市場ではポンドの値動きも注目されそうだ。20:00に英中央銀行金融政策委員会の政策決定の内容と議事要旨、さらに経済予測が今回初めて同時に発表される。英国は米国に次いで早期の利上げ実施が見込まれているが、きょうは政策金利(0.5%)の据え置きが予想される。政策決定の内容と議事要旨、さらに経済予測などから、早期利上げに前向きなスタンスを感じ取れれば、ポンドの一段高が予想される。
【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・6月鉱工業生産(前月比予想:+0.1%、5月:+0.4%)
・17:30 英・6月製造業生産(前月比予想:+0.1%、5月:-0.6%)
・20:00 英中央銀行金融政策委員会(MPC)が金融政策発表(現状維持の予想)
・20:00 英中銀がMPC議事要旨発表
・20:00 英中銀が四半期インフレ報告発表
・20:45 カーニー英中銀総裁会見
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:27.2万件、前回:26.7万件)《SY》
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